外壁塗装の役割は「建物の見た目を美しくすること」であるとお考えの方も多いのではないでしょうか。
たしかに塗装を行うことで、建物を美しく見せることも可能です。しかし塗装の本来の目的は外壁材を守ることなのです。
この外壁塗装は劣化が進行すると、建物の美観性を失うだけでなく、塗膜の耐久性が低下し、雨風の影響を受けやすくなってしまいます。お客様がお住まいで快適に過ごすためには、10年に一度の塗り替え工事がオススメです。
もしお住まいの外壁に、チョーキングやひび割れ、塗膜の剥がれなどを発見した際は、塗り替えのタイミングかもしれません。ぜひ一度、当方までご相談くださいませ。
また塗膜を適切な状態で維持するための、定期的なメンテナンスや補修工事にもご対応いたします。
外壁塗装に関するご相談・お見積もりは無料で行っております。ご検討中のお客様は、ぜひお気軽の岸田塗装までお問い合わせくださいませ。
■料金表
塗料の種類 | 耐久年数 | 施工単価 |
---|---|---|
アクリル系塗料 | 3~8年 | 1,000~1,800円/㎡ |
ウレタン系塗料 | 5~10年 | 1,500~2,500円/㎡ |
シリコン系塗料 | 7~15年 | 1,800~3,500円/㎡ |
ラジカル系塗料 | 12~16年 | 2,500~3,500円/㎡ |
フッ素系塗料 | 12~20年 | 3,000~5,000円/㎡ |
■外壁塗装が必要な理由
●雨風から外壁材を守るため
塗装工事によってできた塗料の被膜は、外壁材が雨風や日光によるダメージを直接受けないように保護する効果があります。この塗膜の保護効果が薄くなってしまうと、外壁材に雨水が浸入し、雨漏りの原因となってしまいます。
●外壁材のひび割れを防ぐため
塗装による塗膜がなくなると、外壁材の劣化が進行しやすくなります。そのため外壁材自体が劣化し、ひび割れや崩落が発生する恐れもございます。
●建物内部を守るため
外壁にひび割れが発生すると、建物内部へ雨水が浸入し、建物の建材自体にダメージがかかります。そうなると建物内部では、雨漏りが発生したり、建物の耐久性低下やシロアリ被害なども発生し、大規模修繕が必要です。
これらのトラブルを未然に防ぐためにも、日々の外壁塗装の点検やメンテナンスをオススメいたします。
■塗装のポイント
●機能性をプラス
防カビ、防汚、抗菌など、中にはさまざまな機能を持つ塗料があります。
遮熱・断熱機能も人気の塗料です。
冬場は熱を逃さず、夏場は屋外からの熱を遮断し冷房効果を高めることで、屋内環境をもっと快適にします。
●外観を整える
長年使用した外壁や屋根は、汚れが目立ったり、カビやひび割れが見られることも。
塗装工事では下地の補修から行ないますので、老朽化した外観がまるで新築のようにピカピカになります。
また色選びでイメージを一新すれば、素敵な外観に早変わりします。
■安全な状態に保つために
塗装は、一度行えば以後は施さなくても大丈夫ではなく、定期的な塗り替えが必要です。
中には、「数年に一度費用がかかってしまう」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、劣化をそのままにすることで、塗装工事では対処できなくなってしまう可能性もございます。
大規模な工事に発展すると、塗装工事以上の費用がかかってしまいます。
■アクリル系塗料
【耐用年数:3~5年】
アクリル系塗料は、アクリル樹脂から作られる塗料。
DIYなどでも多くの方に使用され、軽量で色をくっきり見せる効果も期待でき、コストを抑えられることができます。
しかし、紫外線に弱いため耐用年数は短く、塗膜が硬くひび割れも起きやすいです。
●このような方にオススメ!
・頻繁に塗替えて気分転換したい方
・とにかくコストを抑えたい方
・カラーバリエーションや種類が豊富
■ウレタン系塗料
【耐用年数:6~8年】
ウレタン系塗料は、塗料の主成分である合成樹脂がウレタン系の塗料。
防水性、耐水性に優れており、戸建住宅を中心に幅広く使われています。
ウレタン材特有の光沢ある塗膜をつくるので、ピカピカ光るような高級感あふれ光沢仕上げとなります。
また、塗料の密着性が高いので剥がれに強いのが特徴です。
●このような方にオススメ!
・ある程度しっかり塗替えたいけど、コストも抑えたい方
・塗料の剥がれなどが気になるという方
・木部にも高級感を出したい
■シリコン系塗料
【耐用年数:7~12年】
耐候性・低汚染性・遮熱性に優れているのが、シリコン系塗料です。
塗膜の劣化要因である雨や紫外線に対し、高い耐候性を発揮し建物をしっかり保護します。
また、汚れの付着を抑制して、長期間キレイな外観を保つことが可能。
シリコン系塗料は遮熱性が高いことも大きな特徴で、600℃前後でも耐えられる耐熱性を持ち合わせています。
光を反射して室内の温度上昇を抑え、快適な生活環境へ貢献してくれます。
さらに、商品のラインナップが多く、豊富なカラーバリエーションと好みの性能などの中から選ぶことができるのも、シリコン系塗料のメリットです。
シリコン系塗料はコスパもよく、大切な建物を長く美しく快適に保つことができるため、多くの方に選ばれています。
●このような方にオススメ!
・耐久性とコストのバランスを重視する方
・夏場も快適に過ごしたい方
・建物をキレイに保ちたい方
■ラジカル制御塗料
【耐用年数:8~16年】
ラジカル制御塗料は、「高耐候酸化チタン」と「光安定剤」という2つの成分が配合されています。
「高耐候酸化チタン」は、ラジカル(樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギー因子)の発生がしづらくなる効果を持ち、「光安定剤」は、発生したラジカルを捕まえて封じ込める効果があります。
これらの成分があることによって劣化しづらく、耐久性・耐候性が高い塗膜を作れる塗料なのです。
また、ラジカル制御塗料はチョーキング(壁などを触ると白い粉が付着する現象)が起こりにくく、光沢が長く持続するため、カビやコケが付着しにくく汚れをはじきやすい特徴があります。
●このような方にオススメ!
・少々高くても、良い塗料を選び抜きたい方
・淡彩色系の色で塗替えを検討している方
・一般塗料と同程度の見積り金額で悩んでいる方
■ フッ素系塗料
【耐用年数:15年~20年】
フッ素系塗料は、主成分である合成樹脂にフッ素が含まれている塗料。
耐久性・耐候性・撥水性に優れているため、劣化の要因になる紫外線・雨風・温度変化に強く、光沢が美しく屋根の塗装にも使われています。
価格は塗料の中で最も高価です。
●このような方にオススメ!
・長期的なコストを優先したい方
・とにかく長持ちさせたい方
■季節を選ばず、高品質な仕上がりになります
東京都を含む、宮城県以南の太平洋側は、基本として一年を通して塗装工事が可能です。
梅雨や台風のある夏も、雪のちらつく冬も、気象条件によっては一時中断することもございますが、工事そのものは実施できます。
ただ、季節によって、工期や予約の取りやすさにばらつきがあるため、それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえでのご計画をおすすめします。
当方は約25年ほどの施工経験がございますので、仕上がりに関しても季節によって左右されることはございません。
安心してお任せくださいませ。
評価項目/季節 | 3~5月 春 |
6~9月 夏 |
9~11月 秋 |
12~2月 冬 |
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ポイント① 工期の長さ |
○ 通常どおり。3~4月にかけての春雨で伸びることも |
× 梅雨・台風・熱中症対策で長くなる可能性がある |
○ 通常どおり。9~10月にかけての秋雨で伸びることも |
△ 雪・霜・日照時間の短さ・低温によって長めになる |
ポイント② 気温による影響 |
○ 塗料が乾きやすく、作業にも適している |
△ 塗料は乾きやすいが、窓を開けられないことも |
○ 塗料が乾きやすく、作業にも適している |
△ 5℃以下だと塗料を塗れない |
ポイント③ 予約の取りやすさ |
△ 繁忙期のため、2~3か月前からの予約が必要 |
○ 雨の時期のため、閑散期で取りやすい |
△~× 年内の完工を希望する方が多く、取りにくい |
○ 気候の問題から、取りやすい傾向 |